自宅の時は何とも思わなかったけど、生活ってけっこう大変!
炊事、洗濯、お掃除まで、ひとりで全部こなさなくちゃならないのです。
そこで、知ってトクする「衣・食・住」の知恵やウラ技を伝授。
マスターすれば、快適なひとり暮らしをラクして満喫できるはずです。
部屋が散らかったりゴミがたまったりすると、そのぶん掃除も面倒になります。
理想は部屋を汚さないこと。
しかしそれは現実的には難しいので、汚れたらすぐ掃除するという習慣をつけるようにしましょう。
短時間で終わる掃除なら、さほど苦痛に感じないもの。
最初からこまめな掃除を心がけたほうが、むしろ大掃除などをせずにきれいな状態を維持することができます。
掃除機を週に一度かけるだけで、ホコリやチリなどのハウスダストの量を減らすことができます。
ハウスダストを放っておくと、ダニの繁殖の温床となり、ひいてはアレルギーの原因にもなります。
効果的な掃除の手順は、部屋の上方から下方へ向かって。
そうすれば、落ちてきたホコリやチリを最後まできちんと取り除くことができます。
掃除機をかける時は、窓を開けて換気することを忘れないようにしましょう。
部屋全体を大掃除しようと意気込んでも、すぐに疲れてイヤになってしまうもの。
普段は、今日は台所、来週は洗面台、再来週は本棚まわり、と1つのエリアをローテーションで集中的に掃除するのが、掃除の習慣を長続きさせるコツです。
大掃除は年に2回程度で充分。掃除嫌いになってしまわないよう、短時間でサッと、が毎日の基本です。
洗剤は使用方法を確認して、決められた使用量を使うようにしましょう。
間違った使い方や量を多く使ったりすると、汚れ以外の部分が傷んでしまう恐れがあります。
汚れの度合いに応じて、まずは乾拭き、次に水拭き、そして洗剤拭きと、落ち具合を確かめながら徐々に洗剤を使うようにしましょう。
洗剤を使う時は、念のため換気を忘れずに。最後は洗剤をしっかりと洗い流して、カビ発生の原因にならないよう気をつけましょう。
浴室の掃除は、入浴後にそのままやってしまいましょう。
壁などに飛び散った石鹸の泡を洗い流すだけでも、カビの発生をかなり抑えることができます。
汚れがひどい箇所は、スポンジに浴室用洗剤をつけてしっかりと洗います。
カビの箇所は歯ブラシなどでこすってみましょう。それでも落ちない場合はカビ取り剤を。
振りかけた後は浴室から出てしばらく待ちます。その後シャワーをかけて洗い流しましょう。
同じ発想で、トイレも使った時に汚れた部分をサッと拭き取るクセをつけましょう。
そうすればちゃんとした掃除は、週一回程度で済むはずです。
カーテンやカーペットには、知らぬ間にホコリやチリが多く付着しているもの。
とくにカーペットが汚れていると、せっかく部屋をきれいにしても歩き回るうちにすぐまた汚れてしまいます。
掃除機やロール式の粘着テープでこまめに掃除するようにしましょう。
クリーニングに出せば一気にきれいになりますが、結構コストがかかります。
カーペットやカーテンは、丸洗いできるタイプを選ぶのがおすすめです。
カーペットを汚さないコツとして、敷布を上に敷くという方法もあります。
丸洗いもラクで、インテリアのアクセントにもなります。
人は眠っている間にも大量の汗をかきます。
寝具類をまめに洗濯することはできないので、必ずカバーを使うようにしましょう。
カバーに洗濯のりでのり付けすると、汚れがつきにくくなり、汚れもすぐ落ちるようになります。
布団や毛布などは、週に一回程度は陽に当てて干すようにしましょう。
しっかり乾燥し、紫外線によって殺菌もされ、ダニなどもきれいに駆除することができます。
干す時間帯は、空気中にホコリなどが少ない午前中が狙い目。
ただし、花粉症の人は天気予報をチェックして花粉の少ない日に干すことをおすすめします。