自宅の時は何とも思わなかったけど、生活ってけっこう大変!
炊事、洗濯、お掃除まで、ひとりで全部こなさなくちゃならないのです。
そこで、知ってトクする「衣・食・住」の知恵やウラ技を伝授。
マスターすれば、快適なひとり暮らしをラクして満喫できるはずです。
いくら気に入ったからといってクリーニングでしか洗えない服を買うのは、ちょっと考えもの。
クリーニングは、意外とお金がかかるし出すのも面倒。学生の身にはちょっとツライ。
そこで家でも簡単に洗濯できる服、ガシガシ洗ってもヘタらない服を選んで買うのも、ひとつのポイントです。
学生は学業優先。とはいってもやっぱりオシャレしたい年頃。
しかし仕送りの額は決まっているし、バイトばかりやってるわけにもいかないし。
だったらお金を使わず、頭を使ってオシャレを楽しむようにしましょう。
お気に入りの着こなしは、案外限られた服の組み合わせが多い。
たくさん服を持っていても、じつはあまり着ていないもの。
着こなしや着まわしの達人になって、倹約しながら本物のオシャレさんを目指してみよう。
衣服についている洗濯表示や組成表示は、ちゃんと確認するように習慣づけましょう。
適当に洗濯して、縮んだり型くずれしたり、色落ちしたりなんてことにならないように。
また、洗剤に表示してある使用方法や分量表もきちんとチェック。
指定の分量より多く洗剤を使っても、汚れの落ち具合は変わりません。
むしろ洗剤が衣服に残ってしまい、かぶれたりすることもありますので注意しましょう。
一人分の洗濯はどうしても不経済。だったら一回で全部洗う、まとめ洗いで済ませましょう。
デリケートな素材の下着やフックやジッパーなどの金具がついた服などは洗濯ネットに入れて。
パンツや靴下も一度下洗いしておけば、食器用ふきんやタオルなどと一緒に洗う抵抗が減ります。
また、色ものは色落ちする場合があるので、初めて洗う時は単独で洗って確かめてみるのがよいでしょう。
学生生活はどうしても不規則になりがち。
日中に洗濯することもままならず、日が落ちてから部屋に洗濯物を干すことも多くなります。
しかし部屋干し特有のイヤな臭いが。やはり洗濯物はお日さまに当てるのが一番。
ふっくらと心地よく仕上がり、適度に殺菌もされます。
ただし、女性の場合、下着だけは防犯を考慮し部屋に干すようにしましょう。
洗濯物を干しっ放しにすると、ホコリがついたり夜になって湿気を含んだりしてしまいます。
取り込んでも、まとめてほったらかしにしていると、すぐシワになります。
アイロンやクリーニングの手間がかからないように、乾いたらきちんとたたんで、
すぐにしまう習慣をつけましょう。
ひとり暮らしの収納はスペースに限りがあるので、季節ごとに衣替えをしましょう。
一度手を通したものは洗濯し、よく乾かしてからしまいます。
コートやジャケットは、ブラッシングをしてホコリや汚れを落としてから、ハンガーで吊るして保管しましょう。
服はきちんと手入れすれば長持ちするものです。
ワンピース、スカートなども、シワにならないように吊るしてしまいましょう。
長期保管する際は、防虫剤も忘れずに。気化した防虫剤は空気よりも重いため、
収納ケースの一番上に置くようにしましょう。防湿剤もあわせて使えば効果的です。
クリーニングに出す時は、ポケットの中身の確認を忘れずに。
汚れやシミがある場合は、あらかじめその位置や原因をお店の人に伝えましょう。
クリーニングは、学生にとっては痛い出費になります。
衣替えのシーズンには、キャンペーンで安くなる店もありますから、その機会を狙うのも手です。
クリーニングが終わったら、まず事故がないかチェックしましょう。
損傷などがあった場合はすぐに連絡を。状況によっては賠償を受けられます。