僕たちがこの“Student ABLE”のプロジェクトに関わったのは、サークルの先輩からの紹介がきっかけでした。
『学生に単純作業しか経験させないインターンと違って、プランニングからビジネスに関わらせてくれる企業があるんだけど、そこで働いてみないか?もちろん、成果によって報酬は十分支払う』 学生向けのビジネスコンテストを主催するイベントサークルに所属していた僕たち3人は、“実際のビジネスに触れてみたい”“自分の実力を試してみたい”といった動機から、すぐにOKの返事を出しました。 “Student ABLE”最初のMtgは、まずABLEという会社に関するインプットからはじまりました。ABLEの理念、事業内容、収益、業界の構造、などなど。 当たり前のことですが、いままで顧客としての視点しかもっていなかった僕らとしては、企業側の視点を体験することはとても刺激的で勉強になりました。 そして、なんと第一回目のMtg後は社長が直々にお食事に誘ってくださったのです。 お忙しいなかわざわざお時間を割いて社長ご自身が僕らにあって下さった意味を考え、とても身が引き締まったことを覚えています。 さて、具体的に僕らに与えられたMissionは、この“Student ABLE”という学生向けWebサイトの構築でした。サイトの作成は、エイブル側担当者の石井さん、WEB製作会社さんと僕らの共同で行われたのですが、他のみなさんに比べ絶対的に経験値の少ない僕らは、唯一の強みである“顧客との距離の近さ”を最大限生かせるよう、想像を働かせ学生の立場にたつよう努めました。 しかし、 “どんな人がこのWebのターゲットなのか”“ABLEの強みとどう接続させるのか” “購買までのプロセスにおけるこのWebの位置づけは何なのか” “自分だったら、どのようなコンテンツがあればうれしいか” などなど、ひとつひとつ考えていくことは楽しいと同時に、とても困難な作業でした。 僕たちの強みは学生であることと書きましたが、自分の中の問題意識を深堀して具体的解決方法まで落とし込むという作業は、学生だから一朝一夕にできるというわけにはいきません。むしろエイブルさんのほうこそ長年その問題に取り組んでおられ、僕たちよりも鋭い視点を沢山もっていらっしゃるような中で、自分達がどのように価値を提供すればいいのかを悩む日々の連続でした。 しかし、そういった日々の中からかくして出来上がったのがこの“Student ABLE”です。 エイブルの石井さんをはじめとするみなさんの温かいご協力のもとに、このWEBの作成に最後まで携われたことをとても感謝しています。 このWEBサイトが、学生のみなさんのひとり暮らしのお役にたつこと心から祈りつつ。 2004/11/26エイブル学生インターンチーム 小泉純、柴田陽、清水太地(50音順) |