ひとり暮らしスタート! というわけで、まず買いそろえなくてはならないのが、
家具や家電、生活用品。限られたスペースで快適な生活を送るためにも、 部屋の広さや生活スタイルにあったものを計画的に購入しましょう。 衝動買いで、余計なものばかり増えちゃった、なんてことになりませんように。 ■家具
まずは布団やベッド、衣類や本などを入れる収納家具、プライベートを確保するカーテン、ラグやカーペット、そしてテーブルやイス、といったものが最低限必要な家具となります。
そして重要なのが、優先順位。布団やベッドは引越してきたその日から必要。収納家具がないと、引越しの荷物が片づけられない。カーペットは、大きな家具を置く前に敷かなければならない。そしてカーテンを買い忘れると、外から丸見えの状態で生活を始めなくてはならないことに。女性の方はとくにご注意を。 こうした点をふまえ、必要最低限の家具は引越し日に合わせて準備しておくように心がけましょう。 ■家電
まずそろえたいのが、冷蔵庫、洗濯機、掃除機。次に、電話、テレビ、オーディオなど。あとは自分の生活のスタイルに合わせて必要なものを順にそろえていくのがよいでしょう。
電子レンジ、オーブントースター、ポット、炊飯器などの食まわりの家電や、ドライヤー、アイロンなどの身支度のための家電などは、のちのち必要となってきます。 また、ガスレンジ、照明器具、冷暖房器具などは、備えつけでないところもあります。 入居契約の時点で設備を確認して、しっかり準備しておきましょう。 基本的にひとりでしか使わないからといって、小さめのものばかりそろえると後で後悔します。
冷蔵庫は、多めにつくった料理を保存できるように冷凍庫の大きなタイプがおすすめです。 洗濯機も、授業やアルバイトで毎日忙しくなるようだったら全自動タイプが便利。できれば布団やカーテン、敷物も洗える大容量のものなら、クリーニング代も節約できます。 女性の方は、明らかに「女物」と思われない家具を選ぶのも、防犯上有効なポイントです。カーテンなど外から見えるものは、女性らしい色や花柄などは避けたほうがよいでしょう。 家具や家電が多くなると、部屋は狭くなるし掃除も大変。買うものはできる限り絞りましょう。
そのために有効なのが事前のリストづくり。買うべきものをすべて書き出して、どうしても必要か再度検討してみることが大切です。 また、冷蔵庫などの大きな家電は、搬送業者が指定の位置まで運んでくれるため、部屋の形やサイズを記入した図面を使って、家具の配置を事前に考えておきましょう。 これによって買うべき家電のサイズも把握できます。また、窓の高さ、部屋の四隅の凹凸、コンセントや蛇口の位置なども確かめておきましょう。ベッドやソファを購入する際には、搬入口となるドアや窓などのサイズも念のため調べておいたほうがいいでしょう。 ひとり暮らしの部屋は、どうしてもスペースが限られます。
広く、快適に過ごせるように、いろんな工夫をしてみましょう。 ■色を統一する
室内を似た色で統一すると、すっきりとして広く見えます。一般的には白っぽい色でそろえると空間的な広がりを強調することができます。
■視点を低くする
家具を低くすると、視界が開け室内が広く見えます。天井が広く感じられることで圧迫感も減り、精神的にも落ち着く部屋になります。
■ものを出さない
普段使わないものは、見えないようにどこかへしまいましょう。押入れ専用の引き出しなどを使って、収納スペースをフル活用することが大切です。
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